マドレーヌ島1

「今年もあざらしの赤ちゃんに会ってきました　2009年」

今年もあざらしの赤ちゃんの季節がやってきた。昨年と違うのはまずはカナダへ行く飛行機が昨年より減っていること。しかも、トロント直行便が今年は無くなっている。プランとしては、成田－バンクーバーーモントリオールで行くことにした。旅行代理店にあらかじめ組んだ旅程で空席を見てもらう。それにしても燃油サーチャージが高い。往復で\40000である。高くても行く必要があれば、当然行くわけで今年は例年になく国際線が混雑していた。1月下旬に予約をしたのだが、例年のように直前の予約ではかなり高いチケットになっていたようだ。
無事発券も終わり、アップグレード出来るかエアカナダに問い合わせてみた。規定通り4日前に電話するといつもと様子が異なる。「予約のお客様が多く、オーバーブッキングしているのでひょっとしたらそのままアップグレードされるかもしれない」とのことで様子を見ることにする。前日に電話をしたら「アップグレードの席は無いし、オーバーブッキングについてのコメントではコールセンターではしない」と「説教」されてしまった。教えたくないなら教える必要はないのだろうが、担当者ごとに対応が異なるというのは、本当に困る。成田で確認したら「オーバーブッキングでJALへの振り替え受け付けます」とのことだったので、まずは立候補してみることにした。
振替が確定するまでは、ミールクーポンでお茶にする。

ミールクーポン。待ち時間が短いからか、コストダウンからか\1000だった。以前は\2000だったが。

指定された時刻に行くと結局は予定通りモントリオールまで行くことになった。チケット見てびっくり。搭乗開始まで20分しかない。出発までは一時間とは言え時間がない。かなり慌ただしい出発となってしまった。
幸い出国手続きはさほど混雑していなかった。それでも、搭乗する44番ゲートまではかなりの道のりである。それでもなんとか搭乗開始までにはゲートに着いた。ただ、ゲート前にはかなりの人が並んでおりラウンジで一服することにした。このラウンジだが、開設された当時に比べてかなり混雑している。そのうちここも羽田のように「芋洗い状態」になるのかと考えていたら、「エアカナダ1便、トロント経由バンクーバー行きの搭乗が始まります」とのアナウンスが。うーん、なぜ、トロント経由などというアナウンスになるのか（笑）。ラウンジを出る頃にはファイナルコールになっていたが、「トロント経由バンクーバー行き」としつこくアナウンスしていた。昨年から、この航空会社の職員は「ミスを訂正しないのは体質なのかな」と思いながらラウンジを出る。

出発直前に搭乗したので、ちょっと慌ただしい。ウェルカムドリンクはシャンパンとオレンジジュースで前回と変わりがなかった。飛行機は17時に出発、滑り出しは慌ただしいものの順調である。
今日は気流が荒れており、通常ルートより迂回して飛ぶとのこと。これが、後で慌ただしいことになるとは気づきもしなかった。

ドリンクは下戸なので、クランベリージュース。アペタイザーはシーフードとマリネ野菜をチョイス。

メインは、牛フレのステーキにしました。そして、チーズとポートワイン。

デザートは洋梨のムース。そしてコーヒー。デザートメニューからアイスクリームが無くなったのが残念。チーズのサーブの方法が変わり種類も減ったようだ。
食事はチーズを除いて全般的に前回よりも見た目も味も良くなっていた。嬉しい限りである。

そして、到着前の朝食。今回はオムレツとハーブソーセージのグリルを選択。

食べ終わった後に時計を見ると、何か違和感が・・・そう、遅れているのである。乱気流を避けて迂回したことが原因とのこと。バンクーバーの乗継時間はは2時間と15分。バンクーバーに到着したのは現地時間の9時38分。約一時間の遅れはかなり厳しい。まずは入国審査、ここはちょっとしつこい質問があったが、無事切り抜けた。荷物がなかなか出てこない。手荷物受取場と飛行機が到着したゲートがかなり遠いので仕方がないのだが。なんとか荷物をピックアップして税関申告書を係員に渡す。そのまま出ようとしたら様子が違う。昔は一旦外に出されたようだが、通路が別になっていた。オリンピック前で工事中の影響かもしれないが。ともかく専用のコンベアにスーツケースを乗せ通路を進む。セキュリティエリア内の移動なのでこのまま国内線かと思いきや、セキュリティチェックがあった。幸いなこと乗客は誰もいなく余裕を持って通過出来た。通過した後でエスカレータを降り、しばらく進むとセキュリティチェックがあった。かなり混雑している。乗継用の通路のおかげでスムースに通過出来たようだ。この日はたまたまビジネスクラスだったので入国審査や手荷物のピックアップがスムースでなんとか乗継出来たが、エコノミーだったら荷物は「次の便」になりそうな時間であった。搭乗前でラウンジでメールチェックをするつもりが、そんな余裕もなく搭乗となった。
飛行機はエアバスA320-200。昨年までと比べて一回り小さい機材になっている。

こちらはグラスは変わっていなかった。アペタイザーは久々の外れだった。

メインは鶏肉を選択、到着前にアイスクリームと温めたクッキーのサービスがあった。

飛行機は現地時間の18時30分過ぎに到着した。予定より若干早かった。荷物も順調に出てきて、ここまではかなり慌ただしいものの「出来すぎ」である。
明日は、いよいよマドレーヌ島に入る。

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