その２）ついにマドレーヌ島に到着

3/4 　AC604便　　　　　トロント→ハリファックス
      AC8731/QK731便　ハリファックス→マドレーヌ島

 トロントの今朝の気温はマイナス7度。5時半に目覚めてしまいもう一度寝ると寝坊しそうなのでシャワーを浴びた。することがないので機内で朝食が出るのはわかっているのだがホテルでも朝食を取ることにする。
ブッフェスタイルのありふれた朝食だが、ご飯と味噌汁があるのには驚いた。味噌汁を試してみたがやはりだしが効いていなかった。日本人の年配の方が延べ７人ほど見えられた。行き先は同じなのだろうか？ このホテルで日本人と会ったのは初めてである。
ホテルを出るとやはり寒い。
シャトルバスでターミナル２へ向かう。トロント国際空港は拡張工事中なのでクレーンや道路工事の車が目立つ。新しいターミナルの骨格だけは出来上がっていた。

奥が建設中の新ターミナル。搭乗口に向かう通路から撮影
 

空港内の発着案内のディスプレイがすべて液晶に変わっていた。液晶のサイズは21インチくらいあり「すごく高そう」である。
チェックインを済ませ、問題？のセキュリティチェックだ。やはり引っかかった。レンズキャップを両方取って中を見ている。カメラも一台一台チェックしていた。
一通り見たら気が済んだらしく「行っていいよ」となった。機材を積め直して搭乗口に向かう。
搭乗口は一番奥の71番ゲートだった。

A320型。これは隣の73番ゲートで撮影。

飛行機はA320、132人（Ｃクラス24人、Ｙクラス108人）の飛行機である。この大きさの飛行機の中では快適な部類に入ると思う。
ほぼ満席でハリファックス行AC604便は8時56分に離陸した。いつ乗ってもカナダの国内線は混んでいる気がする。今日は日曜日なのでスーツ姿は少なく家族連れがほとんどであった。日本人は昨日知り合った二人のほか夫婦みたいのが一組いた。この時期ハリファックス行に乗るのは多分マドレーヌ島まで一緒であろう。
今日二度目の朝食はオムレツでソーセージとハッシュドポテトときゅうりの付け合せ、フルーツにオレンジジュース、パンであった。
ハリファックスには11時34分に着陸した。機内放送によると気温はマイナス12度。やはり今年は寒いようだ。

ハリファックスからはプロペラ機に乗り換える。飛行機はデハビランド社のDH8-100型で29人乗り。スピードこそ出ないが機内は割りと広く「この大きさの飛行機の中では」快適である。小型機に関してはカナダは進んでいるらしい。国土が広いにもかかわらず人間が住んでいる所は限られているので移動は自然と飛行機になってしまうのであろう。 でもDH8-100の29人乗りは初めてであった。エア・カナダのHPにも時刻表にも37人乗りの案内しか出ていないのに・・・ 
 
 

DH8-100型。ハリファックス〜ボストンの国際線にも使われたりする。
 

15:30分無事マドレーヌ島に到着。ホテルから出迎えのバスが来ている。
空港の何か雰囲気が違う。建物の色を塗り替えたようである。
 

マドレーヌ島の飛行場。

今日はあざらしに会える時間には遅すぎるのでやることは明日の準備だけである。
ムスタングスーツ（ヘリコプターに乗る時に義務付けられている防寒・防水のスーツ）と靴のサイズ合わせを行なった。
いよいよ、明日からスタートである。