2004.3.7 AC002便　成田→バンクーバー
また、成田に来てしまった。今回は「アップグレード」に負けてしまった。
昨年末にエア・カナダからアップグレードのクーポンをもらった時から「また行くことになるんだろうな」とは思っていたが本当に来てしまった。
団体カウンターでいつものようにチケットを受け取って、次に荷物を預ける。今回は昨年頑張った？おかげでスターアライアンスゴールドになったので並ばなくてすむのが有難い。
まだCクラスの取れていないバンクーバー→モントリオールの手続きを行った。
出国審査を経てDutyFreeでお土産を買いラウンジに入る。うーん、狭いし混んでいる。
居心地がよくなかったので「行って来ます」のメールを数通送ってすぐゲートに向かった。
離陸時刻は17:30ごろで綺麗な夕日の中で離陸直後の東京の街並みが赤く輝いて綺麗だった。
成田からの離陸はいつも日没後であることが多くこんなに綺麗な夕日を機内から見るのは初めてだった。
飛行機は今年は一回り小さいボーイング社のB767である。出張でANAのB767には良く乗るのだがエア・カナダでは4年ぶり、しかも国際線仕様は初めてである。

B767-300ERのCクラスの座席。決して最新型とは言えないが広さは文句無く広い

さて、ウェルカムドリンクはシャンパン・オレンジジュース・グアバジュースからの選択だった。
離陸後約2時間でお酒が出た。赤ワインにするがすぐ酔いが回る。食事は、懐石をチョイスした。これで日本食とはしばしお別れである。
これはおつまみ
ディナーはこんな感じ


こちらがデザートとコーヒー
懐石料理はなかなか美味しかった。
「どこかで見たことがあるな」御飯と味噌汁の味は今ひとつだったが機内だからこんなものかもしれない。
和食なのに最後にポートワインとチーズ、フルーツが出た。かなりいい気分になっていた。
デザートはフルーツロールケーキかアイスクリームのうちからどちらかをチョイス。アイスクリームにした。
食べても味がわからないほど冷たく硬かった。しばらく置いてから食べるとバニラとメープルシロップの二つの味であった。日本人向けに作っているのでは？と思うほど甘みが少かったが私にとっては非常に美味であった。
気持ちよくなったところで朝食のオーダーをする。
キッチュにベーグルサンドイッチ、クラムチャウダー、フルーツ、ヨーグルト、オレンジジュースと選択。
おにぎりは以前にかちかちだった経験があるんで選ばなかった。
この朝食、着陸2時間前、3時間前、4時間前と選べるのだが、2時間前を選択しても夕食のデザートが終わってから4時間しかたっておらず「ブロイラー状態」であった。


朝食のキッチュもなかなかの味であった。
オーダーしすぎておなか一杯になってしまった朝食

おなか一杯の中定刻より約30分早い8時32分にバンクーバー国際空港に到着した。また雨だった。
入国審査も無事終わり、乗り継ぎ便のゲートを調べる。次の便のCクラスはまだキャンセル待ち状態である。
とりあえず、チェックインカウンターで聞いたが無常にも「今はまだだめだね。ボーディング時に聞いてみてというつれないお言葉。
それにしても眠い。日本時間では深夜なので仕方がないのだが、どうも緊張感に欠けているらしい。
機内食でワインを薦められるが、飲んだらそのまま寝てしまいそうなのでジンジャーエールにする。
国内線でもジュースはグラスに入って出てきた。また食事も昼食で前菜とメインの二種類であった。
懲りずにポートワインを飲んだら見事に記憶が無くなり気がつけばモントリオール、ドーバル国際空港到着のアナウンスが流れていた。
いよいよ明日はマドレーヌ島入りである。現地の天候はここ２，３日思わしくないようだが明日のフライトが大丈夫であることを祈りつつ早めにベッドに入った。